モンテッソーリ教育をご存知ですか?
将棋の藤井聡太さんがモンテッソーリ教育を受けていたとして話題になり、日本でも徐々に広がりつつありますが、
イタリアの医者であり、教育学者 マリア・モンテッソーリが提唱した、子供は自分で自分を育てることができるという教育方法です。
最近はモンテッソーリ教育を取り入れている保育園や幼稚園も増えてきました。
そこで子どもたちが遊んでいるおもちゃは、実はモンテッソーリ教育を取り入れたものがたくさんあります。
そして実は、このモンテッソーリ教育のおもちゃは、お家でお父さん・お母さんが作ることが可能です!
今回はそんな手作りおもちゃの参考になる本をご紹介したいと思います。
日本実業出版社
著者:神成 美輝
監修:百枝 義雄
うすくて、さっと読みやすいので、モンテッソーリの初めの第一歩として、おすすめの一冊。
モンテッソーリの基本は、
・子供の成長はどう進むのかを知り
・子供が集中しているときは声をかけないなど、子供を観察して見守り
・どうしても助けが必要そうなときだけ助ける
という3点ですが、
それがとてもうまく分かりやすくまとめられています。
子供に対してイライラしていまったとき、どうすれば良いのか等の対処法についても触れられており、モンテッソーリに興味がそれほどなくても、育児本としても参考になる本です。
モンテッソーリ教育をおうちで実践するための、おもちゃ作りの基本やお部屋作りの基本を学べる1冊です。
著者:百枝 義雄 、 百枝 知亜紀
東京のモンテッソーリ教育を行う幼稚園の園長先生が書かれた本で、園で実際に遊ばれていて、家でも取り入れられる遊びを紹介した一冊。
使うのは主に「紙」で、使用されている道具も、ほぼ「のり」のみ!ご自宅でお父さん・お母さんでも簡単に制作することができます。
写真つきで分かりやすくまとめられており、
作ってみたい!
と思えばすぐにとりかかれるものばかり。
紙をはさみで切るところから始まるものがほとんどですので、はさみを使えるようになってくる3歳くらいのお子様から楽しめますが、
切ることが難しい年齢でも、お父さん・お母さんが一緒に切ってあげればお子様は大喜び!
モンテッソーリのおもちゃとして有名な「紙を縫う」お仕事や、藤井聡太さんが夢中になって遊んでいたという「ハートバッグ」の作り方も紹介されています。
「「集中できる子」が育つモンテッソーリの紙あそび」という続編も発刊されていて、こちらにも簡単に楽しくとりかかれる
紙遊びが多数紹介されています。
しかも型紙つき!
型紙の通りに紙を切り出せば、失敗なく、おもちゃの手作りも簡単ですね!
出版:クレヨンハウス
こちらは有機野菜や自然素材の日用品オーガニック食品を取り扱うセレクトショップ「クレヨンハウス」から発刊された、モンテッソーリ教育を学べる一冊。
モンテッソーリ教育について分かりやすくまとめれており、モンテッソーリのおもちゃだけではなくモンテッソーリ教育がどういうものなのかを基本から学びたいお父さん・お母さんにもおすすめ。
写真も多いので、雑誌間隔でパラパラと読めてしまいます。
おもちゃの作り方だけでなく、おうちでのモンテッソーリを実践するためのお部屋作りなどが詳しくまとめられています。
著者:伊藤 美佳
こちらは、主婦を経て、現在は0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表理事。日本モンテッソーリ協会教員免許。保育士国家資格。等、多数の功績を持つ伊藤美佳さんの著作。
1万5000人以上のお子さんと、9000組以上の親子と関わる中で、子供の才能を伸ばすために、独自に提唱されている「9つの知能」の伸ばし方を紹介されています。
モンテッソーリ教育をベースにされていますが、モンテッソーリだけにとらわれることなく、子供の才能を伸ばしていく方法は多岐にわたり、目からウロコ!
知能だけではなく、運動、感性、社会性をバランス良く伸ばしてあげたいと考えるお父さん・お母さんにおすすめです。
少し文字数もページ数も多いので、読むのに時間はかかりますが、イラストも多く読書の苦手な方でも読みやすい本です。
モンテッソーリについて詳しく学ぶこともできますし、おうちで作れるおもちゃも年齢別にたくさん紹介されています。
モンテッソーリが何たるかを理解してから、おもちゃ作りにも取り組めますので、期待できる効果など、意識も変わってきますね。
今回は、おうちでもできるモンテッソーリのおもちゃ作りに参考になる本をご紹介しました。
モンテッソーリ教育の良いところは、お子さんの才能を最大限に伸ばしてくれる、という点が多いのですが、お子さんと向き合うときの意識について学ぶこともあり、
育児が楽になる!
というところも大きいのです。
ぜひ、お子さんと一緒におもちゃ作りを通して、楽しい時間を過ごしてくださいね。
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